アマテラスオオミカミ、その存在は神々の中でも知る人はたくさんいるでしょう。筆者も当然ながら大好きな神様です。本記事では、以下の内容をわかりやすい文章で紹介します。
- どのように生れたのか
- どんな存在なのか
- 逸話について
アマテラスオオミカミ(天照大御神)とは
アマテラスオオミカミは、日本神話に登場する太陽の神!!
イザナギノミコトが黄泉の国から帰還した後に禊(みそぎ)をした際に、左目を洗った時に生まれたとされています。
そして、高天原を統べる主宰神
主宰神:神社に祀られている神々の中でも、中心的な存在として祀られている神のこと
禊(みそぎ):心身の穢れを清めること
高天原(たかまがはら)
高天原とは、天上の世界で神々が住んでいた場所
※神話上の話であり、具体的な場所は存在しません。
天岩戸(あまのいわと)
アマテラスオオミカミには、スサノオノミコトという弟がいます。
スサノオノミコトは非常に暴れん坊で、「稲田の畔を壊したり」「馬の皮を逆剥ぎにする」などの行為を繰り返し、それに嘆き悲しみ・怒り発露したアマテラスオオミカミは、天岩戸に身を潜めてしまったのです。
これにより、世の中は暗闇になり、昼が訪れなくなってしまい、食べ物も育たなくなってしまいました。
困り果てた、八百万の神々は岩戸の前に集まり、アマテラスオオミカミを誘い出すため話し合い・作戦を立て始めました。
そこで登場する、天鈿女命(アメノウズメノミコト)が招霊(おがたま)の木の枝を手に持ち、「舞(踊る)」をされ、集まっていた八百万の神々たちも一緒に「舞(踊る)」賑やかに楽しんだ。
すると、天岩戸の中のアマテラスオオミカミは外の賑やかさに不思議に思い、天岩戸の扉を少し開けて外を覗いた。そこで神々たちは、騒いでいる理由を伝えたのです。「あなた様より美しく立派な神がおいでになりました。」「お連れ致します。」と言い鏡でアマテラスオオミカミの顔を写したのです。
自分の顔だと分からなかったアマテラスオオミカミは、もう少しよく見てみようと扉を開いて体を乗り出しました。
その時、思兼神(オモイカネノカミ)がアマテラスオオミカミの手を引き、岩の扉を手力男命(タヂカラオノミコト)が開け放ち、アマテラスオオミカミを天岩戸から連れ出すことに成功したのです。
そして、世の中は暗闇から再び明るい平和な世界に戻ったとされています。
八百万の神々:「たくさんの神々」を指します。
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